献上昆布生産者グループ
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献上昆布とは


写真は復元された箱館奉行所

 北海道の旧南茅部地区を含む函館近郊は、現在も日本昆布総生産量のほぼ2割
を産出する
日本一の昆布の里です。

 中でも国内最高級の品質で知られている南茅部白口浜昆布は古くより蝦夷・松前
藩が朝廷や将軍家に上納していた
献上昆布として有名です。

別称天下昆布昆布の絶品とも呼ばれていました。

 さらに甘味の有るこの昆布は宮廷や将軍家ではお菓子としても珍重され
 菓子昆布とも言われていました。

 300年以上も昔から函館港で積み出された昆布は日本海を下り薩摩藩が管轄した
琉球王国を経由し清国(現在の中国)へと輸出され盛んだった17世紀において輸出
額の8割を占めていたと言われております。

昆布の栄養

 
 昆布は古くから長寿の食べ物として知られています。
ヨウ素は基礎代謝を活発にし肥満の予防や精神安定に、カルシウムは骨粗しょう
症予防に、カリウムは体内に蓄積した塩分を排出し高血圧の予防に効果が有りま
す。

最近注目されているのがフコイダンで血栓症の予防やアレルギー症の改善、また
癌細胞の自己消滅を促す作用があることも公的機関にて確認されています。

その他ビタミンC,Aや鉄分も豊富で美容にも効果があると言われています。
これらの約7〜8割が消化、吸収されるといわれる天然素材なのです。

昆布の表面の白い結晶のようなものについて


これはマンニットといわれる昆布の旨み成分の一つです。
昆布を乾燥させると、このマンニットが水分と一緒に表面にあらわれ結晶になるので
白いカビ状に見えるのです。

マンニットは甘みのあるアミノ酸の一種なので洗い流さないようにしましょう。
その他の汚れは固く絞った濡れ布巾で表面を拭くくらいで十分です。


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